外遊び

生き生き子育て☆小学生を健やかに育てよう!

外遊びを大切に!

  
       外遊びをたくさんさせよう!

   もっともっと子供たちを外遊びさせたいものです。
   子供は遊びの天才とは、昔からの真理。
   でも、家の中でのゲーム遊びばかりさせていてはだめ。
   外遊びをすることで、いろいろな遊びを創り出し、友達同士の
   仲もより深くなっていきます。




「♪ 兎追いしかの山、小鮒釣りし
かの川~~」
自分のはるか昔の少年時代を
思い出すと、外遊びの毎日でした。
いやというほど野山を駆け回って
遊んだものです。
まさにウサギ追いしかの山の
感慨です。



 川も格好の遊び場でした。
 フナ釣り、はぜ釣りはもちろん、泳ぎも
 川で覚えました。 何度も溺れそうに
 なり、そのつど上級生が助けてくれた
 ものです。


 ポケットに忍ばせた「肥後の守」(折り
 たたみの小刀)を使って遊び道具は
 ほとんど自作でした。
                        

親達は、毎日の生活の糧を得るのに忙しく、子供の遊びなどにかまっては
いられませんでした。
はるか昔の思い出です。


外遊びをあまりしなくなった今の子供たちは、いろんな意味でかわいそうにも
思います。
子供たちだけで野山を走り回ることも、川で水遊びすることもまれになって
しまっているようです。


部屋に閉じこもり、テレビを見て1日を過ごしたり、ゲームで時間を費やしたりが多いようですね。
近くの公園に散歩に出かけても、群れて遊んでいる子供の姿はとんと、
見かけなくなってしまいました。
たまに、幼児が一人ふたりお母さんに連れられて砂遊びをしているくらいです。


私の子供が小学生の時には、私の仕事の関係で九州山地の山の中の学校に通わせていましたので、それはそれは自然いっぱい。


学校が休みの日には、近所の子供たちがたくさん集まって、春は蕨摘みは
もちろん、たまには村の子供たちに教えられて、たらの芽や独活(うど)なども
採取してきたり。


夏は冷たい小川での水遊び、
冬もなれば雪の積もった田んぼの中で1日中転げ
まわるといった日々でした。

裏山に秘密基地を作って、学校が終わると何人かの子供たちが集まり、良からぬ?(楽しい!)相談を
していたようです。



 また、村の乳牛を飼っている家の青年と
 仲良しになり、毎日のように学校帰りに
 は立ち寄って、乳絞りの様子を見せて
 もらったり、飼料にする草刈に連れて
 行ってもらったりの連続でした。

 おみやげは毎日絞りたての牛乳。
 あれってべとべとしてものすごく濃いので
 すね。
 おかげで、子供たちが帰ってくると、家の
 中は牛くさいのなんのって、それはそれ
                       は見事なものでした。


山の中の田舎のことで、風呂は五右衛門風呂。水は山水。
当時も買えばガスバーナーはあったのですがあえて購入せずに、毎日夕方には、子供をつれて焚き付けにする杉の枯葉を拾いにいったものです。
これも外遊び~自然に触れさせる体験の一つでした。


湯ぶねにつかっていると杉の葉を燃やす香りがなんともいえずよいのです。
心がゆったりとほぐされていくのが分かります。
子供たちもすっかり五右衛門風呂が気に入ってしまっていました。


わずか3年間でしたが、この3年間は私の子供たちの、大げさな言い方に
なりますが、人格形成の原点だったような気がします。村の子供たちとの
交流は言うに及ばず、精一杯の外遊びを満喫した日々でした。
それでも勉強もそこそこ落ちこぼれることもなく、しっかりやって
いましたので、親としてはこの子育てはまあまあよかったと思っています。


近ごろの子供たちの姿を見ていて残念に思う
ことのひとつに、自分たちで考えて遊びを
作ることができないということがあります。
テレビやゲームやまんが本が主流で、
閉じこもり症候群ではないかと
思ってしまいそうです。


そうではない子供たちも、サッカーや野球など
指導者のいるスポーツクラブでしかできないようで、自分たちで空き地に集まり三角ベースボールや空き缶けり遊び、陣取り合戦をするといったことなど、
皆無ですね。


こんなこと言うと、古いなぁと言われるかもしれませんね。
でも、もっとあちこちの空き地や路地から子供たちのわあわあ騒ぐ声が
聞こえてこないものかなあと思いますよ。


小学生をお持ちのお父さん、お母さん。休みの日には、できるだけ外に連れ出して外遊びを経験させてみられてはどうでしょうか。
こう申し上げると、うちでは時々遊園地に行ったりデパートの遊具コーナーに
連れて行ったりしていると言われる方がいらっしゃいます。
そんなのは外遊びとはいいません。


どんな外遊びがいいかというと、遊具も何もない「山」「川」「草原」「海」が
最高だと思います。

山に行って、遊具ひとつない雑木林の中に入り込みましょう。

遊具ひとつない川に行って親子で水遊びをしましょう。

遊具ひとつない草原に行って、思い切り転げ回らせましょう。

遊具ひとつない海に行って、砂遊びをしたり
岩場でいろんな生き物探しをさせてみましょう。



 お金のかからないところへ出かけるのです。
 お金がかかるところはだめです。
 そんなところは必ず人の手が入っていて
 人工化されていますから。
 できるだけ近所の子供さんも誘ってあげると
 いいでしょう。


きっと子供たちの目の輝きが違ってくると思いますよ。
また行こうよという言葉がきっと出るはずです。
本当は子供たちはそんなところに行きたかったのではないでしょうか。
それを、大人たちが先回りしてお膳立てして子供たちから自然の遊びを奪ってしまったのだと思います。


キャンプなどは最高です。キャンプに行ったときの子供の目の輝きの
すばらしいこと。
テント設営から薪拾い、谷川からの水汲みなど嬉々としてがんばります。
親としてはたまの休日、ゆっくり休みたいなぁと思ってしまいますが、
そんなことを何十年も続けるわけでもなし。今しかできないことを頑張ってみる価値はあると思います。


ところで、この頃は学校に行かない(行けない)不登校の子供さんが増えてきて
いるそうですね。そして、自分の家の中に閉じこもりまったく外に出ない子も
多くいると聞きました。


その不登校を回復するには、ただ「学校に行きなさい。」というだけではだめなのでしょうね。
本人はもとより親御さんも、他人にはわかってもらえないような悩みを抱えて
いらっしゃるのだと思います。


そこで、ひとつの提案ですが、休みの日には海や山や川など、家の外に引っ張り出すことをできるだけたくさんされてみてはいかがでしょうか。
学校や勉強のことは忘れさせて、思いっきり外遊びをさせてあげましょう。


いっぱい汗をかくことで、前向きの意欲も少しは出てくるのではないでしょうか。


 或いは、極端なことを言うようですが、
 山村留学(山村の小さな学校に
 転校させる~村の人の家に寄留させて
 ~)などを思い切ってされてみるのも
 いいかも知れません。
 ちょっとした思い付きだとお笑いくださ
 い。





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