生活のリズムづくり |
生活のリズムをつくる |
生活のリズムをつくる 健やかな小学生時代を送らせるには、 先ず、基本的な生活習慣を身につけさせて、生活のリズムを 整えさせることが一番だと思います。 生活のリズムが整っている子供と整っていない子供では、 将来大きな差になって現れてくることでしょう。 |
小学生の頃は、基本的な生活の習慣づくりをして毎日の生活にリズムを持たせ、健やかな日々を送らせることが大切だと思います。 いくら言っても言うことを聞かない、口ごたえばかりする、少しも勉強しないなど小学生を持っている親御さんの悩みは、多かれ少なかれどなたにもあることだと思います。 しかし、ああでもないこうでもないと悩んで いても、子育ては理屈や理論通りには いかないものですね。 何かの本に書いてあるようなマニュアル どうりにはいかないのが子育てです。 10人の子供がいれば10通り、100人の 子供がいれば100通りの子育てが あるはずです。 隣の子がこうだからとか、本にはこう書いてあるからとかいった呪縛から 解き放されたいものです。 ただひとつ、私が考えるに、健やかな小学生を育てる基本は、自分の子育てに自信を持つことだと思います。そして、その自信に、「リズムある生活をさせ、 自立と自律の心を芽生えさせること」を加えていくとよいような気がします。 そのためには、小さい頃からの生活習慣を身につけさせることがまず大切な 気がします。 ※ 「自立」とは、何事も他の助けを借りずに、自分の力でやっていくこと。 つまり、ひとり立ち。 ※ 「自律」とは、自分で自分のわがままをおさえ行動すること。 悪の誘惑をはねのける力。 自立心や自律心を育てるには、乳幼児期から親の限りない愛情を注ぐことが 大切だといわれます。乳幼児期の子育てについては、多くの専門家の方々に よる書物が出されていますので、参考になると思います。 ただ、それにとらわれないことが大切ではないでしょうか。あくまでも参考に するにとどめることです。そうでないと、本に書いてあるとおりにならない、 できないとなって、自信を失うことにつながるからです。 こんな笑い話を聞いたことがあります。 テレビで赤ちゃんのおしめのコマーシャルを見て、「うちの子はあんな青い おしっこが出ないけど大丈夫だろうか」と心配したという話です。 マニュアルに頼りすぎた悲劇です。 また、子育ての本に白湯(さゆ)を飲ませなさいと書いてあったので、薬局に 白湯を買いに行ったという話。 ~これなどは笑い話ですね。 さて、小学生の時期に、自立心や自律心を育てるにはどうしたらよいでしょう。親離れが始まる時期は8歳から9歳といわれています。小学校2年生から 3年生ぐらいでしょうか。それまでは親子は本当に密着した関係です。 しかし、8~9歳の頃には親離れが始まるのですから、その頃には、親は 子離れを始めなければなりません。 そのことによって、自立心や自律心が育ち始めるのだろうと思います。 それには何よりも毎日の生活リズムを確立することでしょう。小さい頃からの 生活習慣の乱れは、生活リズムを崩し、自立する心も自律心をも摘み取って しまうようです。 「朝晩の挨拶ができること」「交通規則を 守ること」「自分や他人の命を大切にする こと」「トイレや洗面所をきれいに使うこと」 「早寝早起きができること」 「衣服の着脱が自分ででき脱いだものを 整頓できること」「歯磨きや洗顔がちゃんと できること」……などの生活習慣ができて いる子供は、生活のリズムが整いやすいの です。こんなことなら悩まずに身につけさせ ることができるでしょう! このような生活習慣の基本的なものや生活リズムを身につけさせないで、 猫可愛がりや、干渉しすぎで育てたばっかりに、中学生になっても 20歳になっても親から離れられない、つまり自立できないでいる青年が なんと多いことでしょう。 生活習慣が身についてくる・・と- ↓ 早寝早起きの生活ができるようになり、 ↓ 生活リズムが整ってくる ↓ きまりよい生活ができ、家族とも和やかな心の通じあいができるようになる ↓ 笑い声が絶えない家庭となり ↓ 子供の気力が充実し、物事に意欲的で自立する心が芽生えてくる ↓ 家族や学校のことで役に立とうとする気持ちが育ってくる ↓ 健全な心の発育、成長のもとができてくる |
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