言葉 |
言葉のしつけ |
言葉をしつける! 子供たちの間に変な言葉が流行っている。テレビの芸能人の 真似なんだろうか。 小学生のときから正しく美しい日本語をしつけていきたいものです。 |
小さいときからの言葉のしつけというのはとても大切だと思います。 小学生や中学生が、汚い言葉やテレビで覚えた変な言葉を平気で 使っているのを聞くと、うんざりします。 中にはいい年をした大人が使っている場合もあるようです。 先日は、足を痛めて医者に行ったらそこの医者が、「これはちょっと ヤバいな。」と言ったのにはびっくりしました。 乳幼児期には親や周りの大人の語りかける言葉を聴いて育つわけですから、 大人はきれいな言葉で語りかけたいものです。 乳児には言葉なんか分からないだろうなんて思っているととんでもないと 思います。 それが証拠には、バイバイができた時に 「上手にできたね~。」と語りかけると、「わぁ~」とか「きゃぁ~」とか言って反応しますものね。 感覚的に分かっているんじゃないでしょうか。 赤ちゃんと大人の相互交流ができるんですね。そしてその大人の言葉が少しずつ少しずつ 脳にインプットされていくのではないでしょうか。 テレビをあまり見せすぎると、そのテレビの言葉を覚えていくそうです。 でも、テレビの場合は受け取るばかりで反応しなくていいわけです。「わぁ~」も「きゃぁ~」もないわけです。それに映像が強すぎて脳にはあまりよくないそうですね。 近所の小学生が数人集まって話をしているのを聞くと、かわいい会話だとは 言うもののやっぱりひどい言葉も混じっているようです。 中学生ともなると、中には聞くに堪えないような言葉がたくさん出てきます。 それも、時と場に応じて使いこなしているのならいいのですが。 友達同士ならまだしも大人と会話していても、これが日本語?と言うようなものまであります。 言葉は時代とともに変化するとも言われますが、変化してほしくない美しい 日本語もありますよね。 社会人になったときにどうなるのでしょうね。 私は子供が小さいときから、家庭での言葉 遣いからしつけました。 それは先ず、朝のあいさつの言葉からで す。 「おはようございます。」 朝起きてきて 真っ先に会う家族にかける言葉です。 朝、起きてきても、ボーっと食卓に座り、もくもくと食事をし、黙って学校に出て行くようなことは絶対にさせてはいけないと考えていました。 「おはようございます」はもちろん、「いただきます」「行ってきます」「ただいま」は最低限のマナーであり、言葉遣いの基礎の中の基礎だと思っています。 それに、テレビはどたばたの番組は見せないようにしました。 あの番組の中での言葉ほど汚いものはありません。決して覚えてほしくない 言葉です。 すすめたのは、「日本昔ばなし」です。あれは、心がほんのりとする楽しい 言葉遣いで、大人の私も今でも時々見ています。 言葉遣いを教えるのに、ほかには2つのことをしました。 一つは、お客さんが見えたときには必ず子供にもあいさつをさせることです。 すると、お客様から、[お利口だね。坊や何歳?]とか「お姉ちゃんしっかりしているね。何年生?」とたいがい聞かれます。 そんな時、「6歳です。」「4年生です。」と、必ず「~です。」の「です」をつけて 答えることを教えました。この語尾までしっかりいえる子供、いえ若者がとても少なくなっていると思いませんか。 もうひとつは、本の読み聞かせをたっぷりしてやったことです。 これは、どちらの子供も6年生になるまでしました。時々は逆に私が子供から読み聞かせをしてもらいました。読み聞かせをする本をよく選ぶこともとても 大事です。読み聞かせをすることで、本が好きになるだけでなくきれいな言葉を覚えます。語彙も増えていくようです。 正しく美しい言葉をしつけるのは大切なんだなぁと思いました。 |
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