家庭学習☆学力向上

生き生き子育て☆小学生を健やかに育てよう!

家庭学習で学力向上を

      家庭学習学力向上を!

  学力向上の基盤としては、家庭での生活リズムをつくらせ、
  けじめのある生活をさせること。
  それを土台にして、「読み」「書き」「計算」の繰り返しの練習。
  学校でするような難しいことはさせません。
しつけは家庭で、勉強は学校でということをよく聞きますが、学力向上のための
基礎づくりは家庭学習にあると思います。家庭学習といっても基礎ですから、
単に勉強すればよいということではありません。勉強するための基礎づくりと
いってもよいでしょうか。


「お手伝いはいいから勉強しなさい。」などとは、
我が家では絶対言いませんでした。
勉強もしなさい、お手伝いもしなさい、遊びもいっぱい遊びなさいと
言ってきました。


お手伝いひとつ、あるいは自分の身の回りのこともろくにできないようでは、
勉強の力も発揮できないようです。


生活のリズムづくりのところでも
述べたように、基本的な生活習慣を
身につけさせ生活のリズムを
つくることが、学力向上のための
基礎になっているようです。


我が家では、そのために、

① 早寝早起きをして、生活リズムをつくらせました。

② 家の手伝いを必ずさせました。
  (手伝いというより、家族のひとりとしての仕事~家事分担~と言っていた)
 我が家では、トイレ掃除と庭の花の水やりを、毎日交替で、何年間もさせて
 きました。

③ 勉強を始める時刻と時間を決めて、毎日実行させました。

④ テレビや本読みの時間をきっちり決めて守らせました。

⑤ 自分の使った布団の上げ下ろしや着替えたものの整理、机の周りの
 整理整頓を習慣づけました。

などをできるようにさせてきました。


小学校低学年のうちはなかなかたいへんでしたが、うまくできたときには
ほめて続けさせてきました。高学年になると、要領よくできるようになり、あまり親が口を出さずにすむようになりました。
口は出さないけれども、しっかり目はかけるようにして、時々チェックをして
いました。


不思議なもので、このようなことがしっかりできるようになると、
勉強のほうにも自分から取り組むことができ、まあ、親があわてるほどのこともなく皆さんについていくだけの力はあったようです。




 その勉強ですが、家庭では学校のよう
 にあれこれ教える時間も力もありません
 ので、昔から言われる「読み」「書き」
 「そろばん(計算)」を中心に、
 できるところだけ進めてきました。



 もちろん、宿題が出されていればそれを 先ずやりあげることが大切です。
しかし、宿題がない日でも基礎的なことをつくるための勉強は習慣付けることが重要だと思います。

勉強でも何でもそうですが、勉強の習慣付けは小学校の時から、基本的な
生活習慣づくりは幼稚園時代から身につけさせるのが良いと思います。


「読み」は本を読むこと。
大きな声で国語の教科書を何べんも何べんも繰り返し読ませました。いわゆる「音読」です。


国語の教科書だけでなく、時には理科の教科書や社会科の教科書の文章も読ませました。
また、物語の本も同じです。「読む」ことは全ての勉強の基礎であり基本となっていくものと思います。


子供が学校の教科書を大きな声で読むのを聞いていると、思わぬ副産物が得られます。
それは、今学校でどんなことを習っているのかが親にもよく分かるのです。
「へぇ~、社会科ではそんな勉強をしているんだね。」「理科の勉強しているところは、百科事典で調べるともっと面白いことがのってるよ。」


毎日「読み」を続けると、いつの間にか上手になっていきます。
算数の本も読ませました。問題を読み取る力が確かについていくようです。


また、毎日読んでいると暗唱もできるようになります。
娘が幼稚園のときでしたが、その幼稚園では小林一茶の俳句100句を
覚えさせる教育をされていました。繰り返しの練習とは恐ろしいもので、
半年位のうちに、100句を全部暗唱できるようになっていました。


私が、「雀の子~」と言うと「そこのけそこのけお馬が通る」
「ハスの葉に~」「ぽんと穴あく暑さかな」
「投げ出した~」「足の先なり雲の峰」と、とっても楽しそうでしたよ。
もちろん意味の分からない句も多かったでしょうけどね(*^_^*)。


大きくなった今でも、何句かはしっかり覚えているようで、時々ふっと口の端に出るようです。
中学校になったら、英語の文章を暗唱させることもしました。


「書く」ことについては、小学校に入学してからずっと続けたことは、ていねいに書かせる工夫です。
私は、お手本のひらがなの上に半透明の紙を乗せてやり、ていねいになぞって書く練習をさせました。


直接ノートに書かせると、はじめは何かぐちゃぐちゃしたような文字や、
左右が反対になった文字を書いていましたので、これはまずいと思いました。

変な書き方を覚えてしまうと、後で直すのが
たいへんではないかなと思ったのです。
このなぞりがきは、1年生の時だけでなく進級してからも時々はさせていました。

また、鉛筆の握り方も初めはおかしかったので、
文具屋さんで指を乗せる器具を買ってきて
                  使わせました。


「計算」は、学校でもらったドリル帳を活用しました。
1ページに10~20題ぐらいなので、子供にもそう負担にならずに続けられた
ようです。


どうかすると、子供はいつまでもテレビを見ていて、
なかなか勉強に取り掛からないこともありますね。


その対策のひとつとして、我が家では子供を勉強机につかせる前に
家族みんなが集まってお茶のみをしました。
この時はテレビはつけませんでした。


ひとしきり家族の会話を楽しんだ後で、「さて、そろそろ仕事に取り掛かるかな。」と言って、私は自分の机に向かい、家内は台所仕事に立つようにしました。


子供だけが残っていても、居心地が悪いはずです。
しぶしぶといったこともあるでしょうが、自分の勉強を
始めるのです。
家内が仕事をしている台所に勉強道具を持ってきて、
何かかにか母親に話しかけながら。


このお茶のみの方法はしばらく続けると、家庭の習い性となり、家族の会話もできるとともに、生活にメリハリがつきます。子供だけでなく親にも役立ちました。





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