先生☆学校 |
先生や学校との付き合い方 |
先生や学校との付き合い方! 先生や学校と上手に付き合うには、親が担任の先生を信頼する ことが先ず大事。 子供の前で先生をほめれば、子供は先生を好きになって、 いろんなことがうまくいくものです。 |
私の家の近所に小学校があります。 私は夕食後、毎晩散歩をするのですが、 夜の8時ごろ、その小学校のそばを通ると まだ電灯が明々と点いていて、先生たちが 仕事をされている様子が見えます。 それが、ほとんど毎晩なのです。 先生たちは夏休みがあるからいいとか、子供たち相手の仕事で楽だろうとか言う声もよく聞きますが、どうしてどうして、たいへん忙しい様子です。 小学校に勤める近所の先生に聞くところでは、最近親からのクレームが、 学校を通り越して教育委員会に行くことが多いらしいです。 何か困ったことや問題があったら、どうして、直接担任の先生や校長先生に 相談しないのでしょうか。教育委員会にすぐ物申すというのは、何か先生を 為にする意図が含まれているとしか思われません。 学校の先生にもそれぞれの個性があり、ベテラン先生もいればなり立てほやほやの先生もいるわけですから、指導力の差も当然あるでしょう。 また、子供や親との相性の問題もあるかもしれません。相性が悪いから、 あの先生はだめだということでは、結局は子どもが犠牲になってしまうことが あるかもしれません。 先生にもそれぞれのよさがあり、また短所もあるのだということを踏まえて 上手に付き合うことがよいと思います。 子供が小学校のとき(もちろん中学校になっても)、私は子供の前で先生や 学校の悪口を絶対言わないように気をつけていました。 無論、先生のことで困ったことや注文をつけたいことはいろいろとありましたが そんなことを子供の前で言ってみても仕方のないことですし、子供も先生や 学校を同じような目で見てしまうのではないかと思っていたからです。 子供が学校で何かのことで先生に叱られ、ひどく しょげて帰ってきたことがあります。 どうしたのか聞くと、何も悪いことはしていないのに 激しく叱られたというのです。 親としては、やはり子供のことがかわいいですから、 いい気分はしませんでした。 でも、待てよ、何もないのに先生がそんなに叱るはずはない、子供の言うこと だけで判断していては間違いを犯すかもしれないと思いました。 そこで、あくる日手紙を持たせ、ことのいきさつを先生に聞きました。先生からの丁寧な返事で、早合点しなくてよかったと思いました。子供は自分の都合のいいようにしか親には話さないのだと、そのときよく分かりました。 子供が、言ってはいけない言葉を友達に発していたのです。 どうも相性が悪いから担任を替えてくださいとお願いしても、そんなことは先ずできない相談でしょうね。それならば、先生のよいところをたくさん見つけ、 子供の前で先生のことを褒め上げるという手があります。 「お前たちの先生は、こんないいところがあるね。」「あなたの学校は、先生たちが明るくてとても行きやすい学校だね。」 要するに、子供たちに僕たちの先生はとてもいい先生なんだ、わたしの学校はすばらしい学校なんだと思わせることです。 不思議なもので、先生のあらさがしをするよりは、長所見つけをするほうが親としても楽しいものです。どうしても困った問題があれば、やはり直接担任の先生にお話しするべきでしょう。 そのときは、言い方にもちょっと気をつけたほうがいいと思います。 「なぜですか。」「どうしてですか。」といったけんか口調では、互いに気まずく なります。 「どうしたらいいでしょうか。」「~していただけるとありがたいのですが。」と いった言い方がよいようです。 そうすることで、先生もその後の指導に十分配慮する姿勢を見せてくださると 思います。 どうしても解決困難なことに場合でも、 教育委員会ではなくて、校長先生か 教頭先生に直接お話しに行くことが 大切だと思います。 その場合でも、担任の先生抜きではなくて、一緒してもらうほうが、問題解決は 早いような気がします。 |
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